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混合ワクチンは、感染すると重い症状を引き起こす可能性のある感染症から動物たちを守るための予防接種です。
子犬・子猫の時期はもちろん、成犬・成猫になってからも適切な予防を続けることが大切ですが、すべての動物に同じ頻度で接種すればよいというものではありません。
当院では、WSAVA(世界小動物獣医師会)のガイドラインを参考に、年齢や健康状態、生活環境などを考慮しながら、その子に合った予防方法をご提案しています。
「必要なものを、必要な回数だけ」接種することが基本的な考え方です。
▶︎ 🐶 犬
▶︎ 🐱 猫
※猫クラミジアワクチンおよび猫白血病ワクチンは、すべての猫に必要なワクチンではありません。生活環境や感染リスクに応じて接種を検討します。
子犬・子猫では、生後16週齢(112日齢)を超えるまで、3〜4週間隔で2〜3回の接種を行います。
その後、生後6か月齢または1歳齢で追加接種(ブースター接種)を1回実施します。
以降は、生活環境や健康状態、年齢、接種するワクチンの種類などを考慮しながら、追加接種の間隔を検討します。
以下のような環境では、レプトスピラ感染症のリスクを考慮し、レプトスピラを含むワクチンの毎年の接種をおすすめしています。
以下のような環境では、感染リスクが高くなるため、毎年の接種をおすすめしています。
当院では、必要に応じてワクチン抗体価検査も実施しております。
抗体価検査は、現在どの程度の免疫を持っているかを確認する検査であり、ワクチン接種の必要性を検討する際の参考となります。
ただし、すべての感染症に対する免疫状態を評価できるものではなく、ワクチン接種の代わりとなる検査ではありません。
接種間隔を空けることを検討する際には、抗体価検査の結果も参考にしながらご相談させていただきます。
ペットホテルやトリミング施設によっては、1年以内のワクチン接種証明書の提示を求められる場合があります。
その場合は、飼い主様ご自身で施設とご相談のうえ、どのような予防方法を選択するかご検討ください。
なお、当院から各施設へ接種基準等について働きかけを行うことはありませんので、あらかじめご了承ください。
当院のペットホテルをご利用いただく場合は、以下の条件をお願いしております。
以下のような場合は、接種前にご相談ください。
ワクチン接種後は、まれに体調不良やアレルギー反応がみられることがあります。
そのため、当院ではできるだけ午前中の接種をおすすめしております。
接種当日は安静を心がけ、体調に変化がみられた場合は速やかに当院までご連絡ください。
■ 抗体検査とはワクチンで得られた免疫(抗体)が現在も十分にあるかを血液で確認し、今後のワクチン接種のタイミングを判断する検査です。
必要なワクチンを、必要なタイミングですでに免疫がある場合は、接種間隔を延ばすことが可能となり体への負担を減らすことができます。
■ メリット
不要なワクチン接種を減らせる
副反応リスクの軽減
その子に合った接種間隔を設定できる
■ わかる感染症
犬:ジステンパー / パルボ / アデノウイルス
猫:猫汎白血球減少症(パルボ)/ 猫ヘルペス / 猫カリシウイルス
■ 検査のタイミング
追加接種の1年後
避妊・去勢手術時(6〜12ヶ月齢)がおすすめ
■ 結果の見方
抗体が十分ある→ 接種間隔を延ばすことが可能
抗体が低い/ない→ 追加接種を検討
■ こんな子におすすめ
ワクチン回数を減らしたい
副反応が心配・既往がある
高齢で体への負担を減らしたい
室内飼育中心
接種タイミングに迷っている
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当院は日本動物高度医療センター連携病院です
